ミャンマーの国民性?
ミャンマーは今、涼しくてとても過ごしやすいです。12月から2月はちょうど乾季なのでマンゴーの旬ではないけれど、カビに驚かされることもなくて快適です。ありんこは常にいますが笑
こないだ来たばかりだったのに、あっという間に折り返し・・・・半分終わって驚いております。まだまだ、やれることはあるはずと思う今日この頃です。
さて、今回のお題は「国民性」です。
このブログは私の個人的な見解で記述するものですが、なかなか一概には言えないのがこの「国民性」というやつですよね~。
ヤンゴン(大都会)住民と農村民は異なるし、民族によっても(ミャンマーにはたくさんの民族がいます)異なると思います。
(「国民性」を語る難しさや危うさは志田さんの記事「※これを読んでもバングラデシュ人の国民性は分かりません」も御覧になることをおすすめします。)
「国民性」というテーマにこれから記述することがマッチしているか、わかりませんがちょっと考えてみました。
「まじめで勤勉な仏教徒。親日。豊かな労働力が魅力。」なんていうのが、ミャンマーブームを後押しするフレーズの一つ。
でははたして本当にそうなのか?それだけなのか?
私の個人的な見解:
「あたたかくって、人がおだやかで近しい、だけじゃなくて、ちゃっかり。先を見通して思考するより、丸暗記が得意。歌が好き。日本人に比べてだいぶおおざっぱ。パゴダをみたら手を合わす。素直。」です。はい笑。
もちろん人気フレーズどおりの面もあるけど、それだけじゃないとおもいます。
ここからはせっかくなのでこちらにいる日本人の方から聞く、ミャンマーあるある (笑)や自分の経験をちょっとご紹介。
ミャンマーにいる日本人から聞くところによると・・・
「わからなくても質問してこない。」「同じ質問をしても、人によって答えることがちがう。」「1から10まで、何度も小学生に教えるように説明しないと伝わらない。」「10分待ってと言われたら30分くらい待つつもりでいれば、うまくいく。」「渋滞のとき、誰かがクラクション鳴らすと、なぜかみんな鳴らし始める。」「頼みごとは何回もリマインドする必要がある。」
ちょっとネガティブな ”ミャンマーあるある” みたいになってしまいましたが、そういうところに見えてくるものもあるかも、と思ったり。
私自身の体験をお話しします。
ビルマ語を話す練習してるという私に、「じゃあいつでも電話して。話し相手になるよ。」といって、友達になりタクシー代をおまけしてくれるタクシーの運転手さんがいました。
オフィスの仲間は歌を歌ったり、からかいあったりしながら笑って仕事します。笑
うちの近所のクリーニング屋さんは遊びに行くとたいてい私にお菓子やご飯をごちそうしてくれます。
ギュウギュウづめのバスに乗ると、男性はたいてい女性に席を譲ってくれたり、席に座っている人が立ってる人の荷物を持ってくれたりします。こけそうになって誰がが支えてくれることもあるし、降りる場所が近づくと教えてくれます。
みんな人の顔をよく覚えます。目が合うとやさしく微笑んでくれる人もいます。
プライベートなことも(づけづけと笑)尋ねられることもありますが、「人と人との心の距離が近い」という印象です。
なんだか話がそれてしまいましたが、ミャンマーの人の人柄が伝わる話がしたかったのです。
「国民性」というのは違うから面白いとわたしは感じます。
でも違うからこそ一緒にビジネス等進めていくうえで、よく知って寛容に受け入れる必要のあるところなのかなと思います。
一国の人々を一言で語ってステレオタイプみたいなものにとらわれてしまうのはよくないことかもしれませんが、ぼんやりとした輪郭を知るのは興味深いなとも思います。
個人的な見解に基づく拙文失礼いたしました。
引き続きインターンがんばります!
(毎度写真もなくて申し訳ありません;;)
高石@ミャンマー